ラッシュリフト持ちが悪い【大きな5つの原因】
目次
ラッシュリフト持ちが悪い【大きな5つの原因】
ラッシュリフトの持ちが悪くなる大きな原因「ロッド選定の失敗」「巻き上げの精度の悪さ」「薬剤コントロールのミス」の理由と、まつ毛のコンディションによる持ちの悪さとアルカリ除去と収斂効果の作業の大切さを解説させて頂きます。また、ラッシュリフトの持ちを良くする4つのポイントと有効なまつ毛美容液のご紹介をさせて頂きます。お役立て下さい。
ラッシュリフトの持ち
- 通常
- 4週間~5週間
目安の期間より持ちが悪い原因
ラッシュリフトの目安の期間よりも悪い場合には「ロッド選定の失敗」「巻き上げの精度の低さ」「薬剤のコントロールのミス」「まつ毛のダメージレベルによる原因」「アルカリ除去・収斂作業の不足」の5つが主な原因となってきます。それぞれが、どのように持ちを悪くする原因を作っているのかを解説させて頂きます。
ロッド選定の失敗
ロッドが大き過ぎた場合
まつ毛の長さに対して、大きすぎる円周率を持つロッドを使用した場合に起こるカール形成の不十分による持ちの悪さが考えられます。円周率が小さ過ぎるロッドを使用するとカールがかかり過ぎてしまう状態の逆を考えるとイメージしやすくなるでしょう。
目元の形と不適合なロッドを使用した場合
二重を始め、一重や奥二重などの様々な目元の形がある中で、それらの目元の形にフィットしない不適合なロッドを選定した場合、根本付近からのカール形成は不可能となり、根本から立ち上がる美しい状態は作れないでしょう。
仮に、施術直後は立ち上がった様に見えても持ちは悪くなっており「ラッシュリフトの施術後から、数日〜数週間の時間が経過している状態になっているのと同様な状態です。
また、目元に適していないロッドを選定してしまうと、目尻や目頭などに対して垂直に対応ができない為、均一に美しいカールは再現出来ないでしょう。
巻き上げの精度の低さ
薬剤により、まつ毛を健康な状態ph4.5〜ph5.5の弱酸性の状態から、アルカリ性ph8.0〜ph9.0に傾ける事で、まつ毛の内部構成を作る中の1つの結合「シスチン結合」を、遮断した状態にします。シスチン結合の遮断してある状態の時の巻き上げが、ほぼそのまま仕上がりのカールとして再現される事となるので、正しいステムと最適なテンションをかけ毛先まで、折れたり、歪み・たるみがでないように、正しく正確に巻き上げる必要があります。
薬剤のコントロールのミス
アルカリの状態にも段階が存在します。アルカリ性のph値が上がるほど、まつ毛に負担とダメージを与える事になり、薬剤の使用には注意が必要となります。薬剤のコントロールのミスには「過剰軟化」「オーバータイム」の2種類があります。これらは、目的のph値を大幅に超えてしまう事になり、まつ毛を強いアルカリ性の状態として、過剰な膨潤のダメージと共に持ちを悪くする原因となります。
過剰軟化
化粧品登録のまつ毛専用の薬剤であれば問題はありませんが、医薬部外品の薬剤には、まつ毛の強度に対して過剰な軟化力を持つ「チオグリコール酸」などが含まれるケースもあった為、必要以上にアルカリ性のphをあげ過剰軟化させた負担とダメージにより、ph4.5の酸性値に戻しても、まつ毛内部成分の破壊と過剰な膨張の際の、キューティクルの損傷・破損により内部成分の流出により、ハリを失いカールの持ちが悪くなります。 「まつ毛パーマ」と「まつ毛カール」違い~そこに違いはあった~|詳細軟化不足
アルカリ性にph 値を、移動させる作業をする際に,シスチン結合が遮断されておらず、結合の移動が出来ない状態で、弱酸性ph4.5に戻してしまうと、カールを形成するシスチン結合の移動が出来ていない為、カールの持ちが悪くなると言うよりは、カールがかかっていない状態となります。
オーバータイム
薬剤でアルカリ性にph値を傾けた状態で、必要以上に時間をおいてしまう事で、過剰軟化に繋がる恐れがあり、まつ毛内部のシスチン結合の遮断によって起きる「軟化」を最適な時間で見つける必要があります。
必要以上の薬剤の浸透時間による過剰軟化をさせてしまうと、カールの持ちは極めて悪くなります。
まつ毛のダメージレベルによる原因
まつ毛の内部には、ケラチンタンパク質で構成される間充物質(CMC)をはじめ、様々なものから構成されています。キューティクルの損傷・破損から内部成分の流出により、パサつき、ゴワつきなどから始まり、ダメージが進行すると、チリチリした状態になってしまったりします。ラッシュリフトをはじめ、まつ毛にカールをかけるもの全てに、毛髪の内部成分は必要不可欠となるので、内部成分が流出している量が多いほどカールの持ちは悪くなります。
アルカリ除去・収斂作業の不足
ラッシュリフトのような、根本から立ち上がり緩やかな美しいカールは、本来カールとしてはとれやすくなっている為、アルカリ性に傾けた状態を徹底したアルカリ除去により、まつ毛の状態の安定と膨張し広がってしまったキューティクルを閉じて、間充物質(CMC)などの流出を防ぐ事で、ハリと艶のあるカールを長持ちさせる事が出来ます。
ラッシュリフトの持ちを良くする4つのポイント
- 最適なロッド選定
- 巻き上げの技術
- 薬剤の知識とコントロール
- アルカリ残存処理と収斂の処理
ラッシュリフトデザイン カタログ
ラッシュリフトのカール別デザインカタログになります。
ラッシュリフトにおすすめの美容液
まとめ
「根本をしっかり上げる」「緩やかなカール」どちらも再現は難しくデザインは崩れやすい状態をキープするを実現出来るラッシュリフトは、大変素晴らしいメニューです。
その分、技術力や経験、薬剤知識が重要となります。
ラッシュリフトやまつ毛パーマの美容液で悩んだり、不安になってしまう事がある時は、アイリストに相談するのが1番です。
お客さまのデザインやコンディションにあったものを提案し、健康的なまつ毛で生活してもらっている姿を見られる時にアイリストも幸せを感じるものです。
皆さまの毎日の生活が、より笑顔の多い毎日になるように願っております。
笑顔の多いライフスタイルの『良き一部に』なれるよう、日々精進します。
東京・埼玉に「まつ毛専門サロン」を3店舗を運営しております。
お客様と直に接する“マツエクのプロ”である私たちが選んだ、安心・信頼の商品を販売しております。
サイト運営・ブログの執筆者blog author
sign post(サインポスト)で働くアイリストの知識と経験を基に、美容師として現場で活動した20年の経験に乗せて、マツエクやまつ毛パーマに関する施術内容を論理的に解説させて頂きます。
また、様々な薬剤のケミカル部分についてもわかりやすく解説出来るようなブログを皆さまへ届けられるように精進致します。
株式会社A round match 竹山 実
2020年8月19日にTOKYO MXのHISTORYにて、タレントの藤井サチさんに、弊社が取り組む美容業界への挑戦についてインタビューを受けました。
覚悟の瞬間(とき)では、経済界、スポーツ界、文学界など、様々なカッコイイ大人の生き様に焦点をあてたWEBメディアのインタビューの記事。
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