まつ毛パーマの残留アルカリ

残留アルカリとは？

まつ毛パーマの工程で使用する薬液を塗布した後、まつ毛に残る化合物を残留アルカリといいます。

アルカリは活性化合物で、まつ毛の結合を分解して柔軟性を持たせ、思い通りの形状にする働きがあります。

まつ毛にカールを構成するには、専用の薬剤により、まつ毛のpHをアルカリ性の状態にして、内部結合を断裂させる必要があります。

一定時間放置した後に、薬剤を塗布して、phを戻し断裂されたまつ毛の結合を再結合する処理を施します。

この、アルカリを除去する工程で、化合物が残留アルカリとなります。

まつ毛パーマをかけた後、適切に取り除かれないとダメージを与えることになります。

残留アルカリによるダメージからまつ毛を守る最善の方法は、まつ毛パーマの1液後と2液後の間に中間処理として、アルカリに対する専用の商材を使用する必要があります。

専用の商材は、まつ毛パーマの商材では無く、アルカリの除去に優れており、phを健全なものとする他に、開いたキューティクルを収斂作用により引き締める事を可能とします。

さらに、まつ毛を健康に保つために、まつ毛美容液などのホームケアで、アルカリがまつ毛に蓄積されないようにすることが重要です。

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