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まつ毛パーマ施術の当日に【マスカラを塗って行ってもいいの?】

まつ毛パーマ施術の当日に【マスカラを塗って行ってもいいの?】

について

マスカラを塗って行ってもいいの?

「まつ毛パーマをかける前にマスカラは塗ってもいいの?」
「仕上がりに影響とかがでるのかなぁ…」
「何で、まつ毛パーマの当日はマスカラを塗らない方がいいのかを知りたい!」

まつ毛パーマをかける当日は、マスカラを塗ってもいいのでしょうか?

また、当日にマスカラを塗ると、どのような問題が出てくるのでしょうか?

まつ毛パーマ施術の当日に【マスカラを塗って行ってもいいの?】

まつ毛パーマ施術の当日に【マスカラを塗って行ってもいいの?】

まつ毛パーマのかかったカールに、アイメイクで好みの長さやボリュームを出す為に、マスカラを塗る方は多くおられます。

カールのかかったまつ毛に、マスカラでアイメイクをすることにより、ナチュラルで魅力的な目元になる事は間違いありませんが、まつ毛パーマをかけにサロンに行く前のマスカラでのアイメイクは、まつ毛パーマをかけるうえで、様々な悪影響を与えます。施術前のマスカラが及ぼす悪影響と対応策をご紹介します。

また、まつ毛パーマ後にマスカラを塗る最適なタイミングについての詳細ページのリンクも添付しておきます。お役立て下さい。

まつ毛パーマ直前のマスカラについて

まつ毛パーマ直前のマスカラについて

まつ毛パーマの施術直前のマスカラは控えておきましょう。

まつ毛パーマは、まつ毛(毛髪)の外側にうろこ状になっているキューティクルを、薬剤のアルカリの還元作用によって、キューティクルを開き毛髪内部に薬剤を浸透させカールを形成していきます。

まつ毛(毛髪)に膜を張るように吸着しているマスカラや下地のコーティング剤は、薬剤の浸透を妨害してしまい、まつ毛パーマを正常にかけられなくなるでしょう。

しかし、マスカラやコーティング剤が取れていれば正常な状態でまつ毛パーマはかけられるます。

直前のマスカラが与える影響

直前のマスカラが与える影響

まつ毛パーマの施術直前のマスカラを控えた方が良い理由

■ 洗顔不足から起きるマスカラの残留物が残り、まつ毛のコンディションがクリアにならず、仕上がり・持ちが悪くなる恐れがある為

まつ毛パーマの施術直前のマスカラを控えておいた方が良い最大の理由は【洗顔不足】が起きる事です。

施術直前のポイントメイク落としでは、落としきれないマスカラの残留物が残ってしまい薬剤の浸透に悪影響を与えてしまいます。

しっかり落としてしまえば施術には問題ありませんが、十分な洗顔無しでは円錐状になっているまつ毛(毛髪)の残留物を取り除く事は困難な為、洗い流せない状態では叶わないでしょう。

残ってしまうマスカラの残留物によって、まつ毛パーマに与える影響をご紹介します。

まつ毛パーマ【マスカラのおすすめの落とし方】

パーマ(カール)のムラの恐れ

パーマ(カール)のムラの恐れ

マスカラがしっかり取れてクリアな状態になっている部分と、残留物が付着してしまっているところでは薬剤の浸透率が大きく変わってしまう事で、カールにかかりムラが出てきてしまいます。

更に、残留物によって薬剤の浸透が甘かった部分は、結合も不完全となりカールのかかりが悪くパーマ持ちも悪くなる為、バラつきやヨレが早期に訪れるでしょう。

オーバータイムの恐れ

オーバータイムの恐れ

マスカラの残留物が残っている状態の部分は、薬剤の浸透性が悪くカールのかかりが悪いと判断して薬剤が浸透する時間を多くとってしまう可能性が出てきます。

一方、クリアな状態になってしまっている部分は、過剰な薬剤の浸透時間となってしまいダメージを引き起こす原因となってしまいます。

まつ毛のダメージの恐れ

まつ毛のダメージの恐れ

オーバータイムでのダメージ以外にも、パーマのかかりが悪いと判断し薬剤を再度塗布したり、薬剤の強さを少し上げるといった対応も行う必要性も出てくる為、マスカラの残留物が落ちクリアな状態の部分には負担をかける事になります。

対応策

対応策

アイシャンプーの施術を受け、まつ毛をクリアな状態に近づける事が有効です。

アイシャンプーは、目元の毛穴汚れや余分な皮脂を落とすだけではなく、界面活性剤によってまつ毛に付着した汚れやメイクの残留物も落としてくれます。

サロンでのアイシャンプーの施術では、キメが細かくまつ毛全体に行き届くアイシャンプー専用のブラシを使用する事が多くなっているので、ポイントメイク落としのみよりも、まつ毛をクリアなコンディションにする効果は高く、まつ毛パーマをかける直前でのマスカラを落とすには最適と言えるでしょう。

しかし、洗顔の工程はないため全て落ちるとは言い切れません。

まつ毛パーマ後のマスカラ

まつ毛パーマ後のマスカラ

■ まつ毛パーマの施術後に、マスカラを使用しても問題ありません。

まつ毛パーマは、まつ毛(毛髪)を内部を形成する為の「シスチン結合」を、薬剤の還元作用によって一度断裂して、ロットの形状と円周率に合わせて酸化させ再結合させることで、カールの形を形状記憶させます。

カールが薬剤によって形成されると、マスカラを落とす際の水分やマスカラの吸着の際に起きるアルカリイオンに対しても、まつ毛パーマが落ちたりすることはありません。

但し、まつ毛パーマを施術する時に還元作用によって、まつ毛はアルカリ性になっており、アルカリ成分を抜いて酸化していますが、まつ毛パーマの施術の直後は残留アルカリが残っている為、少し大気中の空気にまつ毛を当てて完全に酸化させることが望ましいです。

水素結合
水分によって断裂する毛髪内部の結合
イオン結合
アルカリ性に傾く事で断裂する毛髪内部の結合(※健康な毛髪:弱酸性)

まつ毛パーマ後【マスカラをしてもいい?】

まとめ

まとめ

まつ毛パーマを綺麗で長持ちする仕上がりにする為には、施術前のまつ毛のコンディションをクリアにし整えておく必要性があります。

ヘアサロンでも、パーマ前には必ずシャンプーをしてヘアスプレーやヘアワックスなどを落とします。

まつ毛パーマも同じで、マスカラと言うメイクのスタイリング剤はパーマの施術前には残してはいけません。

様々な理由がありマスカラをしなくてはいけない状況もあると思いますので、アイシャンプーの施術などアイリストに相談する事が1番です。

お客さまの環境を考え一緒にベストを尽くせる事は、アイリストにとっても幸せな事です。

皆さまの毎日の生活が、より笑顔の多い毎日になるように願っております。

笑顔の多いライフスタイルの『良き一部に』なれるよう、日々精進します。

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HISTORY タレントの藤井サチさんに、弊社が取り組む美容業界への挑戦についてインタビュー2020年8月19日にTOKYO MXのHISTORYにて、タレントの藤井サチさんに、弊社が取り組む美容業界への挑戦についてインタビューを受けました。

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