マツエクの持ちの時間について

グルーの劣化

グルーが時間の経過と共に、温度・水分・油分などにさらされる事で化学的に分解されていき、数日から数週間かけて徐々に進行していき、やがて硬化されたグルーは劣化により、まつ毛とマツエクを正確な位置や角度を固定する事が出来なくなります。

平均して、グルーの寿命は約3週間～4週間となる事から、マツエクの持ちや美しいデザイン性の維持できる時間も約3週間～4週間となります。

グルーの劣化は、正確な施術・適切な毎日にケア・グルーの品質などの要因によっても保持の長さに大きく影響を与えます。

毛周期

マツエクは、まつ毛の毛周期の生え変わりの影響により、持ちの時間は大きく変化します。

毛周期は、「Anagen期(成長期)」「Catagen期(退行期)」「Telogen期(休止期)」の3つのサイクルを経て生え変わりを繰り返します。

まつ毛が伸びる成長期の段階では、マツエクの持ちの時間には影響は僅かなものとなりますが、古くなってきた退行期の抜け落ちるまつ毛の場合には大きな影響を与える事となります。

引張力(引っ掛かり)

マツエクの施術を受けた直後は、まつ毛とエクステのグルーが滑らかに接着していますが、施術のレベルが低い場合やヨレやバラつきを感じ始める2週間を過ぎた頃から滑らかに接着されていたグルーの劣化により引っ掛かりやすくなります。

引っ掛かりから引き起こされる、引張力により剥離(はくり)を生じる事により、マツエクの持ちの時間は短縮される事になります。