まつ毛パーマを失敗した時の対処

まつ毛がチリチリに痛んでしまった場合

触り心地がザラザラして見た目でも、毛先がチリついているのがわかる状態では、カールを構成する為のまつ毛内部の結合が残されていない為、まつ毛パーマのかけ直しは不可能となります。

仮にまつ毛パーマをかけたとしてもカールは、その状態をキープする事はできず、ダメージを大きくするだけとなってしまいます。

チリついてしまった部分に関しては、キューティクルは破損して、まつ毛の内部成分が失った状態となっています。。

チリつきの部分から、まつ毛は切れ毛となって無くなるのを待つのみとなります。

現状の対象法としては、内部補修に効果的なケラチンでの補修と残留アルカリに効果的なph調整の効果が見込める、ダメージ補修のまつ毛美容液を使用することが最善でしょう。

さらに、コーティング剤などで疑似キューティクルを再現して、ダメージレスな環境を作る事が最適な対処法となります。

まつ毛が直角に折れてしまった場合

目元の形及びまつ毛の生えている角度に対して、誤ったロッドの配置や巻き上げにより、まつ毛は折れてしまいます。

健全なまつ毛の形は、円錐状のホースのような状態となっています。

その円錐状の、中に必要な内部成分がある事で、健康的なまつ毛を維持している状態となります。

まつ毛が折れてしまっている状態は、キューティクル、コルテックス、メデュラの3つの層全てが折れ曲がり、内部成分の流れを遮断してしまっている為、断裂する寸前の状態となります。

再度、まつ毛パーマで折れている部分に対して、カールを再構成するのは切れ毛となる可能性が極めて高いと言えます。

対処法としては、ケラチンタンパク質の補給及び、コーティング剤の疑似キューティクルの膜を張り、保水・保湿をして、折れた部分のまつ毛内部の移動した結合が、元の結合部分に戻る事を待つことが最善となります。

その間に、まつ毛が切れ毛となる可能性もありますが、還元作用により折れた部分を修復するよりも、ダメージは残りますが元のカールの直る可能性は高いでしょう。

カールにムラができた場合

まつ毛が折れていない状態で、カールのかかりムラを感じる場合はまつ毛パーマをかけ直し均等なカールにする事が良い対処法と言えます。

かかりムラの多くは、まつ毛パーマでの還元が不足している軟化の不足によるケースが多くなっている為です。

コンディションの状況を担当のアイリストに診断してもらい施術の有無を決めるとよいでしょう。

カールがかかっていない場合

まつ毛のダメージが大きく、まつ毛パーマがかからない状態や、まつ毛の根元部分が折れてカールがかかっていないと感じる時を除いては、まつ毛パーマをかけ直す事が最適な対処法でしょう。

コンディションの状況を担当のアイリストに診断してもらい施術の有無を決めると良いでしょう。

カールが直ぐにとれた場合

カールがかかっていない状態と同じく、まつ毛のダメージが大きく損傷を激しい場合を除いては、まつ毛パーマをかけ直す事が最適な対処法でしょう。

コンディションの状況を担当のアイリストに診断してもらい施術の有無を決めると良いでしょう。

カールがかかり過ぎた場合

まつ毛のダメージが大きく損傷を激しい場合を除いては、円周率の大きいロットを使用し再度まつ毛パーマをかけ直す事が最適な対処法でしょう。

コンディションの状況を担当のアイリストに診断してもらい施術の有無を決めると良いでしょう。