濃い眉毛を綺麗な平行眉にする【整え方・使用する道具】

①眉頭から小鼻への直線ライン

眉頭から小鼻までの垂直なラインを入れる

線の位置までガイドとなるラインを入れておき、点線部分にはラインを引かずに小鼻の部分に、次のガイドのポイントとなる目印を付けておきましょう。

②眉頭の下から、床と平行のライン

⓵で入れたラインに対して直角に、床に対して平行なラインもしくは、ラインの延長線上になる眉尻の付近に分かりやすいポイントを付けておきましょう。

③眉頭から小鼻への直線ラインと目尻を通る直線ラインの交差点の眉毛のエンドポイント作成

①で付けた小鼻のポイントから目尻を通過するラインと、②で引いたラインの交差するポイントに目印を付けます。

(※②で、ラインを引かずにポイントの目印を付けておいて、ラインと交差する部分とズレていても、最終的な微調整の際に最適なフォルムバランスの調整に役立ちますので、②で付けたポイントは消さずに残しておきます。)

④目尻から床に対して垂直のラインで、輪郭のカーブを確認

目尻から垂直のラインを引きます。

平行眉は、アーチ形などに比べて、眉山が外側にくる事が最適なバランスとなり、④のラインは、顔の輪郭のカーブと併せて、最適な眉山のポイントを見つける為に役立ちます。

⑤眉頭から、床に対して約3度以内の平行した眉上、眉下のラインを眉山まで引く

眉毛が生える位置の眉丘筋(びきゅうきん)の膨らみから外れ過ぎない、床に対して3度以内の角度で、眉上と眉下に平行のラインを、④で引いたラインと交差する部分まで引きます。

眉丘筋(びきゅうきん)から、大きく外れる事で筋肉の凹凸が出てしまい不自然な平行眉となります。

また、角度を付けずに、床に対して平行にしまう事で輪郭に対して、眉毛が馴染まずに不自然になる恐れがあります。

⑥鏡と平行に対峙した状態から、床と平行に横に顔を動かし眉山から目尻に平行したラインを引く

眉山から目尻にかけては、顔の曲線と顔の側面になる為、顔や体勢を軸としてずらさずに、首だけを少し横に回しラインを引く事が重要となります。

⑦適切なバランスの確認

平行眉の最適なバランス比

縦比率

目元：1/眉毛:3分の2

横比率

眉頭～眉山：4～5/眉山～眉尻：1

平行眉は、日本人の骨格に沿った角度を帯ており、ナチュラルで高いフィット感を持つ特性から、顔の正面部分にあたる、眉頭から眉山まで長く、眉山から眉尻が少し短い割合となり事が理想のバランスとなるでしょう。

毛抜きで抜く

おすすめの毛抜き

FANCLツイザー

無駄な毛を抜く事で、顔の輪郭にあった平行眉にする事ができます。

眉毛と肌のコントラストはより鮮明になり、ナチュラルな平行眉にもメリハリを与え研ぎ澄まされた輪郭を印象に与える事ができます。

しかし、眉毛を抜く事で、痛みや熱を持ち炎症や肌の乾燥を引き起こす場合もあるので、まつ毛を抜いた後はクーリングと保湿を行う事を推奨します。

カミソリで剃る

無駄な毛をカミソリで剃る事で、顔の輪郭にあった平行眉にする事ができます。

眉毛と肌のコントラストはより鮮明になり、ナチュラルな平行眉にもメリハリを与え研ぎ澄まされた輪郭を印象に与える事ができます。

しかし、ムダ毛の処理後に青くなるケースが多くなる事から、眉毛が生える眉丘筋(びきゅうきん)や骨格の位置に対して、平行眉を作る必要が伴います。

上に引き出す

ブラシで毛流れを整えた後、眉毛コームを使用して上方向に引き出し、形を作った平行眉から出た部分の長さをカットします。

眉毛コームで引き出す際には、コームの刃が肌に垂直に当った状態で、上方向に引き出しカットします。

無理に救い上げてカットするのではなく、輪郭の曲線にフィットさせたダイレクションでのカットが重要となります。

コームの幅の範囲内で処理を行う事も大切です。

下に引き出す

上方向と同様に、平行眉の形に合わせてではなく、コームの刃先が肌に垂直に付いた状態で、床へ直角におろし眉毛を引き出しカットします。

眉毛の形に合わせた引き出しをしてしまう事で、眉毛に穴が開いてしまうケースがあります。

正面に引き出す

上下に引き出して、眉毛中央部分に長さが残っている状態になっています。

今度は、眉毛コームを肌と直角に入れ正面方向に引き出しカットします。

ご自身でされる場合には、長さの調整が難しくなる為、少しづつ微調整を入れながら、カットされる事をおすすめします。