初めてのマツエク【メイクに関する注意点とその理由】

ビューラー

• 当日のビューラーは、マツエクの持ちとデザイン性を著しく悪くする恐れがあるので辞めておきましょう。

マツエクの健全な接着面積及びエクステのカール接着の不適合による持ちの悪さ・バラつきやヨレが、施術直後や極めて早い期間で症状が出てくる恐れがあるので、マツエクサロンへ行く当日は、ビューラーでのアイメイクは辞めておきましょう。

ビューラーでの圧力を与えたカールの形成の状態は、施術直前のメイク落としの水分(水素結合の断裂)により、元のナチュラルカールの状態に戻ると言えますが、一見カールを戻せたように見えても、ビューラーの圧迫により楕円形に変形している、まつ毛が円錐状の健全な状態に戻る確証が無い為、念のために当日のビューラーは控えた方が良いでしょう。

マスカラ・コーティング剤

• 当日のマスカラは、マツエクの持ちを悪くする可能性が高いので控えておきましょう。

マスカラ及びコーティング剤が、まつ毛と接着させるグルーとの間に残してしまうと、化粧品として落としやすいように製造されている為残留物として残ったマスカラの上にグルーを吸着させても、まつ毛とエクステは取れやすく持ちの悪い状態とします。

グルーとマスカラやコーティング剤は、共にまつ毛に吸着しやすい電解質を持っています。

グルーとマスカラやコーティング剤は、共に同じ電解質を持っているので反発し合い、メイクの残留物として残してしまうと、まつ毛とエクステの健全な吸着力を妨害して弱める恐れがあります。

こちらも、直前でのメイク落としも、マツエクのパフォーマンスを最大限にする為に控えた方が良いでしょう。

アイライン

• 特に問題ありませんが、アイラインはして行かない方がメリットは大きくなります。

マツエクの装着には、直接的な影響は与える事はありませんが、施術によるアイラインが崩れる事がデメリットとなります。

マツエクの大きなメリットの中にアイライン効果というものがあり、マツエクを付ける事でアイラインを引いたような目元との境界線を引くコントラストの線が生まれます。

アイラインを引いていない状態を、施術前にアイリストに見てもらい、施術後のアイライン効果も含めたカウンセリングをしてもらう事がより効果的です。

仕上がりを見た時の変化を楽しめるのも、アイラインを引いて行かないメリットの1つと言えるでしょう。

アイシャドー

• マツエクには特に影響はありません。理想に近づく為にアイシャドーをしていく事をおすすめします。

まつ毛に直接付けないアイシャドーは、施術の際のテープによるメイクのヨレやメイク崩れのデメリットはありますが、マツエクの装着には問題ありません。

アイラインと同じで、いつもしているアイメイクを担当のアイリストに見てもらいカウンセリングのうえマツエクをデザインしてもらう事で、より完成度は高まるでしょう。

アイプチ

• アイプチでの目元形成はしていく事を推奨します。

理由は、アイプチをしている状態が完成形であり外出する際の顔だからです。

アイプチをしている状態に、マツエクのデザインを合わせることをおすすめします。

マツエクの施術でのメイクのヨレや、毎日のアイプチでのメイクの不安定感はデメリットとなりますが、一重の状態でマツエクを付けてからアイプチのメイクをして予想以上にまつ毛が上がり過ぎるデメリットの方が大きな失敗となるでしょう。

使用可能なアイメイク

• お湯で落とせるタイプのアイメイク商品をご利用下さい。

マツエクを付けている時にアイメイクを及び化粧をしてはいけないのでは無く洗顔の際に擦らないと落とせないものの使用は控える事をおすすめします。

美しいマツエクの状態を長く維持する為には「摩擦」や「引っ掛かり」に気を付ける必要があります。

「摩擦」や「引っ掛かり」は、まつ毛とエクステを硬化し固定しているグルーに対して大きな影響を与える事となります。

硬化して繋ぎとめているグルーのヒビや剥離(はくり)などで、強度が弱まり始めると、マツエクのヨレやバラつきが起こりはじめデザイン性を失っていきます。

摩擦や引っ掛かりを起こす、擦る洗顔はマツエクの持ちに対して大敵となりますので、お湯でサラッと落とせるアイメイクの商品を選ぶ必要性があります。

NGのアイメイク

• マツエクの装着時のビューラーでのアイメイクはNGです。

まつ毛とエクステを接着しているグルーは硬化して固まった状態で繋ぎ合わせています。

硬化したグルーに、挟み込み圧力をかける事でメイクするビューラーにより、繋ぎとめていたグルーは破壊され方向性を失う状態となります。

正しい接着面及び正確な方向性で装着されているからこそ、まつ毛に負担が無くマツエクは付けられます。

破壊されたグルーにより、一部分のみ付いてしまっているエクステは、まつ毛に負担をかける事になります。

マツエクが付いている時は、ビューラーでのアイメイクは控えて下さい。

仮にそうなってしまった際には、引っ張って取らずにサロンでオフする事をおすすめします。