PAについて

日焼け止めのPAはUV-A波の防止効果を表す指標です。

日本化粧品工業会が厳密に規定したPAの値は、PA＋からPA＋＋＋＋まであり、＋の数が多いほどUV-Aの防御効果が高いことが分かっています。

UV-A波は地球に到達する紫外線の90%を占めており、肌を老化させる危険性があります。

しかし、SPFと違い、PA値は紫外線の量に関係なく、UV-A波の防止効果を表すため、適切なPA値を選ぶことは必要ですが、SPFと同等に考えることは過剰となります。

また、PAの値は、紫外線に対する肌の感受性、日焼けしやすさ、環境条件などに応じて、適切な数値が変わってきます。

重要性

PA値は、紫外線A波(UVA)の防御効果を示すもので、PA＋からPA＋＋＋＋までの5段階評価があります。

PA＋はUVA波から80％以上を防ぎ、PA＋＋＋＋は、98％以上を防ぎます。

また、最近ではフラーレンという成分が、日焼け止めに配合されているものもあります。

フラーレンは、抗酸化作用があり、肌の老化を防止する効果が期待されています。

加えて、多くの日焼け止めには保湿成分が含まれており、肌へのダメージを軽減する効果もあります。

日焼け止めは肌に負担をかけることもあるため、選び方には注意が必要です。

肌に合わない日焼け止めを長時間使用していると、かえって肌トラブルを引き起こすことがあります。

そのため、SPFとPA値を見ただけでなく、自分に合った商品を選ぶことが大切です。

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