ラッシュリフトとマツエク【併用する際の注意点と理由】
目次
ラッシュリフトとマツエク【併用する際の注意点と理由】
ラッシュリフトにマツエクを併用する際の注意点「ラッシュリフトのカールの強さ」「マツエクのカールの強さ」「マツエクを装着する最適な期間」とその理由の解説をさせて頂きます。また、ラッシュリフトとマツエクの併用のデメリットを併せて説明させて頂きます。お役立て下さい。
ラッシュリフトとマツエクの併用
結論
- ラッシュリフトにマツエクを装着する事は可能です。
まつ毛にかけるカールをマツエクとの健全なグルーでの接着面が確保できるカールを形成し、phが弱酸性に酸化されて吸着機能が働く状態になっている事で、ラッシュリフトとマツエクを装着する事は可能となります。
使用する薬剤やロッドの違いやネーミングの違いはありますが、これはパリジェンヌラッシュリフトの内容と同じものになります。ラッシュリフトとマツエクの併用は可能となりますが、様々な条件と共にデメリットもありますので、注意点と共に解説させて頂きます。
マツエクを併用する際の注意点
ラッシュリフトにマツエクを併用する際の注意点「ラッシュリフトのカールの強さ」「マツエクのカールの強さ」「マツエクを装着する最適な期間」と、その理由を解説させて頂きます。
ラッシュリフトのカールの強さ
- マツエクの「jカール」を付けられるナチュラルなカールを作る
ラッシュリフトでかけるカールがマツエクを付ける土台となる為、カールの強さには注意が必要です。cカールやdカールなどのように、円周率の強いカールをまつ毛に付けてしまうと、マツエクは付ける事が不可能となります。また、マツエクを横付けで装着出来ても健全な接着面積がとれない状態となっている為、毛先のバラつきと共にマツエクの持ちは極めて悪く、施術直後にして装着後、数週間が経過したマツエクの状態になってしまっていると考えてよいでしょう。
ラッシュリフト後のマツエクを併用するのであれば、グルーでの健全な接着面が確保できるナチュラルなカールを持つ「jカール」の円周率に合わせたカールを作る事が大切です。
ラッシュリフトは、毛先までのしっかりしたカールを作る事も可能ですが、根元からハリと艶のある緩いカールを作る事に特化したリフトアップメニューなので、まつ毛に強いカールをつけようとする事が本末転倒かもしれません。
マツエク カール 種類【jカールの特徴・効果・デザイン】|詳細マツエクのカールの強さ
- マツエクの「jカール」を付ける
ラッシュリフトで根元から立ち上がるナチュラルなカールを付ける事ができたら、マツエクもナチュラルな円周率のカール「jカール」を選びます。ナチュラルでストレートラインの「lカール」もありますが、マツエクでのリフトアップと立ち上げを目的として根本部分が鋭角になっており、まつ毛のカールとは異なる部位が出てくる為、不自然さとバラつきを生む原因となるので装着はしない方がいいでしょう。
マツエク カール【一覧表】|詳細マツエクを装着する最適な期間
- 1週間後が最適な期間となります。
ラッシュリフトの施術の1週間後が、マツエクを付ける最適な期間の理由は大きく分けて2つあります。
完全酸化
- 健康なまつ毛
- 弱酸性 ph4.5~ph5.5
- まつ毛パーマの薬剤
- アルカリ性 ph8.0~ph9.0
- 水道水など
- 中性 ph7
健康で艶がある健全なまつ毛の状態はph4.5の弱酸性です。ラッシュリフトをはじめ、まつ毛パーマやパリジェンヌラッシュリフトなど、まつ毛にカールを形成する為には、例外なく専用の薬剤で中性を越えてアルカリ性 ph8.0~ph9.0にしてシスチン結合をコントロールする必要があります。
アルカリになった状態を、酸性に戻す事でカールを固定する事が出来ますが、その際に必ず残留アルカリは残ってしまいます。
それは、まつ毛パーマよりもアルカリ除去に優れたラッシュリフトでも例外ではありません。
グルーをはじめ、マスカラなどの化粧品でも同じ条件となりますが、健康なまつ毛(弱酸性 ph4.5~ph5.5)に対して、最も吸着力が働き長持ちさせます。逆に、アルカリ性に対しては等電帯が反発し合い吸着する事はありません。
空気中の酸素にあてる事で、完全酸化し健康な状態の弱酸性に戻す事ができます、それが1週間となります。
カールの固定
完全酸化の補足ともなりますが、残留アルカリが酸化する事で、カールが完全に固定されるまでの期間は酸性に戻したとはいえ不安定な状態となっているのでカールが変形しやすい状態になっています。
マスカラやコーティング剤などは固定力はありますが、形を形成する程のチカラは無いので問題はありませんが、ハリがありカールが形状記憶されているエクステを常に装着している状態での酸化を自然に行っていることになるとカールは変形しヨレる事になるので、やはり1週間の時間は必要となります。
まつ毛パーマに有効成分配合のおすすめまつ毛パーマ美容液
数多くのまつ毛パーマの美容液がある中、どの商品が自分にあっているのかわからいない方も多くおられる事でしょう。自分にあった商品を選ぶには「現状のコンデション」「使用目的」を明確にする必要性があります。コンデションや使用目的を明確にする事で、現在必要とする有効成分を知る事ができ効果を感じられる商品を選ぶ事ができるでしょう。現在のまつ毛のダメージレベル・補修内容の目的が一致するまつ毛パーマ美容液を見つけるお手伝いをさせて頂きます。ご自身にあったまつ毛パーマ美容液を選ぶ為に、お役立て下さい。
まつ毛パーマ美容液【目的とコンディションの状態で選べる】|詳細ラッシュリフトにおすすめの美容液
ラッシュリフトデザイン カタログ
ラッシュリフトのカール別デザインカタログになります。
まとめ
毛髪に関しては、キトサンと呼ばれる成分を投与する事で、99%以上のアルカリ除去させる事が可能ですが、まつ毛に関しては、2021年9月時点では、それほどまでのアルカリ除去剤や酸化剤は確認できていません。
目元付近の薬剤なので、危険性が伴い採用されていないのかと思われます。まつ毛の業界も、これからドンドンよくなると感じる事が出来ます。
ラッシュリフトやまつ毛に関する疑問や、不安に思っている事は、アイリストに相談する事が1番です。
お客さまの悩みや不安を解消し、満足してもらえる技術を提供出来た時、アイリストも幸せを感じものです。
皆さまの毎日の生活が、より笑顔の多い毎日になるように願っております。
笑顔の多いライフスタイルの『良き一部に』なれるよう、日々精進します。
東京・埼玉に「まつ毛専門サロン」を3店舗を運営しております。
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サイト運営・ブログの執筆者blog author
sign post(サインポスト)で働くアイリストの知識と経験を基に、美容師として現場で活動した20年の経験に乗せて、マツエクやまつ毛パーマに関する施術内容を論理的に解説させて頂きます。
また、様々な薬剤のケミカル部分についてもわかりやすく解説出来るようなブログを皆さまへ届けられるように精進致します。
株式会社A round match 竹山 実
2020年8月19日にTOKYO MXのHISTORYにて、タレントの藤井サチさんに、弊社が取り組む美容業界への挑戦についてインタビューを受けました。
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